取引概要(バージガソリン)
上場取引所 |
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東京商品取引所 |
立会時間 | 夜間立会 : ザラバ (17:00~06:00) 日中立会 : ザラバ (8:45~15:45) |
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取引単位 | 1枚=50kl |
呼値 | 1kl/10円 |
倍率 | 50倍 |
CB幅 | 前日帳入値段を基準に±30~60% |
手数料(片道) | 3,740円(44,000円以上50,000円未満) 4,070円(50,000円以上56,000円未満) 4,400円(56,000円以上62,000円未満) 4,730円(62,000円以上68,000円未満) 5,060円(68,000円以上74,000円未満) 5,390円(74,000円以上80,000円未満) 5,720円(80,000円以上86,000円未満) 以後6,000円増すごとに330円を加算 ※日計りは往復で上記金額 |
基礎知識
全般
ガソリンは自動車の燃料であり、年間を通じて平均的に消費されている。ガソリンスタンドの小売価格はリットル当りで表示され、世界の原油価格が上昇すると小売価格も値上げされるケースが多い。小売価格のうち53円80銭がガソリン税である。先物市場で売買されるガソリンは税引き価格で表示されている。
需要
需要は乗用車の燃料が主体であるため、自家用車の消費の増減で需要も変化する。年間最大の需要月は夏休みの行楽や帰省需要が増加する8月で、このほか5月の連休、年末の行楽需要増加など季節的な習性がある。
供給
供給は石油元売会社の生産、出荷の増減で決まる。4~6月から始まる製油所の定期修理で供給が減少したり、製油所の事故で一時的に供給量が減少するとか、現物市場で元売が買い上げて品薄となるケースもある。
変動要因データ マーケットが注目する主な指標
国内週間原油処理量(データ/グラフ)
不需要期で荷が捌けない時に在庫が増加するが、元売会社が販売を拡大する場合も在庫が増える。年間を通じ平均して需要があるので一定量の在庫が必要。
CFTC建玉明細(データ/グラフ)
米商品先物取引委員会(CFTC)から毎週金曜日に発表される。ファンドなど大口トレーダーの建玉の推移を見ることができる。買い玉が増えれば上昇しやすく売り玉が増えれば下落しやすいが、行き過ぎると反動が大きくなりやすい。
石油製品の生産得率
元売会社にとってガソリンは「看板商品」であり、生産・販売量の拡大が命題となっている。改質装置によりガソリンの生産比率を高める傾向にある。
為替
円安なら原油輸入代金が値上がりするので処理コストが上昇し、石油元売会社は製品の卸価格を引上げる。円高なら『円高差益還元』で値下げする場合がある。
その他(季節習性)
ガソリンの需要は5月の連休、8月の夏休み、年末の休暇に行楽需要が増える。月別では8月が年間最大の需要月。猛暑はエアコン稼動で需要が急増する。
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