取引概要(ゴム:TSR20)
上場取引所 |
---|
大阪取引所 |
立会時間 | 夜間立会 : ザラバ (17:00~19:00) 日中立会 : ザラバ (9:00~15:45) |
---|---|
取引単位 | 1枚=5t |
呼値 | 1kg/0.1円 |
倍率 | 5,000倍 |
CB幅 | 前日帳入値段を基準に±10% |
手数料(片道) | 3,080円(150円以上175円未満) 3,300円(175円以上200円未満) 3,520円(200円以上225円未満) 3,740円(225円以上250円未満) 3,960円(250円以上275円未満) 4,180円(275円以上300円未満) 以後25円増すごとに220円を加算 ※日計りは往復で上記金額 |
基礎知識
全般
天然ゴムはタイ、インドネシア、ベトナムなど主に東南アジアで生産される。雨期の11月頃~翌年2月半ばにかけて多く生産され、乾期に当たる2月後半~5月頃は落葉期で生産が減るパターン。この時期に需要がひっ迫することがあり、高値を出すケースも少なくない。消費量の70%以上が自動車関連で占められ、自動車の生産と販売、それを左右する世界的な経済動向がカギとなる。
需要
世界全体での天然ゴムの消費量は約1300万トン(2017年)で、その多くが自動車関連に使用される。そのため米国や日本の消費割合が多かったが、近年は世界のゴム消費の約4割以上を占める中国の存在が大きく、中国経済、中国市場の動向に左右されやすい。
供給
天然ゴムの生産はおもに赤道周辺の高温多湿地域である。特に東南アジアが最大の生産地域で、タイとインドネシアと2か国が世界の総生産量の60%以上を占めている。そのため、東南アジアの天候や輸出政策が天然ゴムの供給に影響を与える。
変動要因データ マーケットが注目する主な指標
全国営業倉庫生ゴム在庫(データ/グラフ)
世界の天然ゴム消費は年々伸びているが、特に中国は米国を抜いてトップの座についた。中国、米国、日本3ヵ国の消費量は全体の45%を占めている。
為替
円高だと輸入コストが低下して売られ、円安ならばその逆に輸入コストが上昇し、買われるのが通常のパターンだ。為替の動きは変動要因として大きい。
その他(季節習性)
天然ゴムは2~5月が乾期で生産の減少する時期。この時期に高値を出す傾向が強い半面、8月は休暇シーズンなどで不需要期、安値をつけやすい。
資料のご請求・口座開設に関するお問い合わせ
投資アドバイザー
【受付時間】平日 8:00〜17:30
オンライン取引 オアシス
【受付時間】平日 8:30〜19:00