取引概要(中京ローリー灯油)
上場取引所 |
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東京商品取引所 |
立会時間 | 夜間立会 : ザラバ (17:00~06:00) 日中立会 : ザラバ (8:45~15:45) |
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取引単位 | 1枚=10kl |
呼値 | 1kl/10円 |
倍率 | 10倍 |
CB幅 | 前日帳入値段を基準に±30~60% |
手数料(片道) | 1,320円(44,000円以上50,000円未満) 1,430円(50,000円以上56,000円未満) 1,540円(56,000円以上62,000円未満) 1,650円(62,000円以上68,000円未満) 1,760円(68,000円以上74,000円未満) 1,870円(74,000円以上80,000円未満) 1,980円(80,000円以上86,000円未満) 以後6,000円増すごとに110円を加算 ※日計りは往復で上記金額 |
基礎知識
全般
暖房用需要が中心で、冬に需要が集中する。気温に左右されるので天候の動きから目を離せない。また、製品の輸入価格はシンガポール市場を指標に決められるので、国内相場も影響を受ける。このほか、原子力発電所が停止すると火力発電所の稼働率が高まり、重油需要が増えて灯油価格を押し上げる要因となる。
需要
灯油の需要期は11月から翌年3月まで。北海道や東北北部は10月に需要期が始まる。厳冬なら需要が増加、暖冬なら在庫が増える。関西以西の低温は相場を押し上げる要因となる。不需要期にはジェット燃料として販売。
供給
供給は石油元売会社の生産状況と韓国などアジアからの製品輸入の増減で決まる。製油所の稼働率と需要期前の在庫積み上げ動向も重要である。現物市場(業転市場)における元売会社の現物買い上げ動向が短期的な材料。
変動要因データ マーケットが注目する主な指標
国内週間原油処理量(データ/グラフ)
前年同期と比較し増減により需給がタイトかどうかを判断する。冬季需要期初期の11月までは在庫積み上げで増加する。不需要期の在庫水準が市況に響く。
CFTC建玉明細(データ/グラフ)
米商品先物取引委員会(CFTC)から毎週金曜日に発表される。ファンドなど大口トレーダーの建玉の推移を見ることができる。買い玉が増えれば上昇しやすく売り玉が増えれば下落しやすいが、行き過ぎると反動が大きくなりやすい。
石油製品の生産得率
夏の不需要期は軽油やジェット燃料油を優先し、冬の需要期は逆の生産シフトになる。寒波が予想される場合は輸入でカバーすることが多い。
為替
円安なら原油輸入代金が値上がりするので処理コストが上昇し、石油元売会社は製品の卸価格を引上げる。円高なら『円高差益還元』で値下げする場合がある。
その他(季節習性)
灯油は暖房需要が殆どで、暖冬か厳冬かで需給バランスは大きく変化する。冬季の気温が最大の変動要因といえる。とくに関西以西の気温がカギを握る。
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