お客様と共に
「豊かさを追求する企業」を目指してまいります。
平素より岡地株式会社に格別のご支援とご高配を賜りまして、心より厚く御礼申し上げます。
当社は1951年に旧名古屋繊維取引所の開設と同時に創業、商品先物取引業を開始したのが始まりです。当社のロゴマークは、創業者である岡地貞一が毛利元就の三本の矢にちなんで、逆境にあっても決して折れない会社を創りたいという念願が込められたものです。創業以来、「顧客と共に明るく和して豊かさを」という企業理念に基づいて顧客第一主義を貫き、商品先物市場の歴史と共に70余年の歳月を歩んで参りました。
商品先物市場は、欧米では証券市場と同様に経済社会に不可欠な産業インフラとして定着しています。しかし、日本では必ずしもその機能が充分に社会に認識されていません。商品先物取引は個人投資家の「資産運用」や当業者の「リスクヘッジ」等が主な利用目的となります。当社として商品先物取引の健全な普及啓蒙と多様なニーズにお応えすべく、キャリア豊富なアドバイザーによる「投資相談部」や多国籍の専門スタッフが国内外の機関投資家や当業者の皆様に対応する「国際法人部」、そして多機能で利便性の高いネット取引を提供する「オンライン事業部」という部門を設け、お客様の満足度を高めるべく邁進しております。
2020年7月には、東京商品取引所(TOCOM)が日本取引所グループ(JPX)に合流し、日本にも金融から商品まで1つのプラットフォームで扱う総合取引所が誕生いたしました。これによって金融と商品の垣根がなくなり、取引所としての信頼性と利便性もますます向上し今後の更なる市場の発展が期待されております。また上場商品も従来からの貴金属や原油、ゴム、農産物に加え、新たに電力やLNGも取引が開始されました。特に電力は日本の産業界や一般家庭に至るまでその価格の与える影響が非常に大きい商品として注目を集めております。大手電力会社の参入も含めて取引高も着実に増加しており、電力自由化時代に欠かすことの出来ない産業インフラとしての役割が高まってきております。当社としてもこうした時代の趨勢に対応し、常に一歩先を見据えて商品先物取引の新たな価値の創造と市場の発展を目指して取り組んで参ります。
皆様には、今後ともより一層のご理解と末永いご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。